30日の東京株式相場は5営業日続伸する見通し。米国が関税交渉の合意国を順調に増やしているとの期待に加え、個人消費支出(PCE)統計を材料に米利下げ観測が維持されたことを好感する。

電機や機械、自動車など輸出関連や設備投資関連、海運株に買いが先行しそうだ。米S&P500種株価指数の最高値更新による投資家心理の改善も後押しし、銀行など金融や情報・通信といった時価総額上位業種も広く買われる。

東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト

  • 中東の緊張緩和、米関税の交渉期待、米利下げ期待の3つの要因から、きょうの日本株はさらに上値を試す展開になりそうだ
  • 米関税交渉は7月9日の期限が延長される可能性が高い
    • 市場の交渉への期待値はそれほど高くないため、関税が大きく下がるようならもう一段買われそう

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