生命保険大手の今年度の中間決算が出そろいました。

きょうまでに生命保険大手4社の4月から9月までの半年間の決算が出そろいました。

「金利のある世界」の影響で貯蓄性の商品が好調だったことなどから、売上高にあたる保険料等収入は、大手4社のうち、日本生命、明治安田生命、住友生命の3社で増えました。

本業のもうけを示す基礎利益は、▼日本生命が6200億円と、去年の同じ時期から比べて27.4%増えました。利息や配当金収入が増え、上半期として過去最高でした。

▼明治安田生命は基礎利益に代わって、将来の保険金支払いに備える責任準備金の積み立て分を差し引いた「グループ業務利益」の開示を始め、3302億円と、去年から5.7%増えました。

一方、▼第一生命は2733億円と、去年に比べて10.7%のマイナスとなったほか、▼住友生命は1965億円と、去年に比べて12.4%減少しました。