(ブルームバーグ):シンガポール政府は今後10-15年で、少なくとも8万戸の公営・民間住宅を建設する計画だ。手頃な物件需要の高まりを受けた新たな取り組みの一環となる。
都市再開発庁(URA)は25日の発表文で、国内の新たな地区に住宅を整備し、公共交通機関や職場に近接した立地にすると説明。政府は2030年までに80%の世帯が鉄道駅から徒歩10分圏内に居住することを目指している。
シンガポール政府が商業中心地近くに居住するよう市民に促し、限られた国土の効率的な活用を進める中、今回の施策はURAによる都市開発戦略の一部となる。シンガポールでは従来、中心部の住宅価格が高く、学校なども不足しているとの理由から敬遠され、郊外の住宅地に人気が集まることが多かった。
政府は民間開発向けの用地供給も拡大しており、年後半に約9200戸分の民間住宅の建設が可能な土地を提供する方針を今月示した。価格の勢いが落ち着くまで安定的に住宅の供給を続ける構えだ。
原題:Singapore Plans to Build 80,000 New Homes in the Next Decade(抜粋)
--取材協力:Andrea Tan.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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