緊迫化する中東情勢を受けて、外務省はイランに滞在する日本人について19日にもバスで隣国アゼルバイジャンに退避させるため準備を進めていることが分かりました。
イスラエルとイランの攻撃の応酬が続く中、外務省は17日、イラン全土の危険情報レベルを「退避勧告」にあたるレベル4に引き上げました。
現地に滞在する日本人に対して速やかな出国を呼び掛けていますが、空港が閉鎖されていることから、イランにある日本大使館は退避用のバスを用意し、領事メールで希望者を確認しています。
バスは早ければ19日にも首都テヘランを出発し、政府関係者によりますと、隣国アゼルバイジャンに移動するということです。
外務省によりますと、イランにはおよそ280人の日本人が滞在していますが、現時点で被害の情報は入っていません。

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