米国の5月の鶏卵価格は前月比で11%下落し、昨年12月以来の安値となった。鳥インフルエンザ流行に伴う供給不足で3月に価格が過去最高を記録した後、需要は低迷している。

米労働統計局が11日発表したデータによると、グレードAのLサイズの卵1ダースの平均小売価格は4.548ドル(約655円)と、2カ月連続の下落となった。3月に記録した最高値からは約27%下げたものの、1年前と比べると依然約2倍にとどまっている。

 

米農務省は6日の報告書で、スーパー各社は慎重に鶏卵の小売価格を下げているが、需要は今の時期としては例年を大きく下回っていると指摘した。夏場に入るとバーベキューなどで卵より肉を選ぶ消費者が増えることから、需要は弱まる傾向がある。

一方で、供給不安はなお残る。鳥インフルエンザの流行は続いており、5月下旬以降にアリゾナ州で発生した感染では養鶏場の鶏550万羽超が影響を受けた。

原題:Egg Prices Drop 11% to Lowest Since December on Weak Demand(抜粋)

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