6日の米株式市場時間外取引で、株式取引アプリを運営する米ロビンフッド・マーケッツの株価が下落した。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスはこの日、四半期に一度のリバランス(配分調整)でS&P500種株価指数の構成銘柄の変更を見送ったと、同社の広報担当が明らかにした。

ロビンフッド株は時間外取引で6%を超える下げとなった。

通常取引は6営業日続伸し、3.3%高で終了。週間ベースでは13%余り値上がりした。同社は米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)や英銀バークレイズなどから、S&P500種の構成銘柄入れ替えで新たに採用される銘柄の最有力候補とみられていた。

同じくS&P500種入りが有望視されていた米投資運用会社アレス・マネジメントとオンライン中古車販売のカーバナ、マーケティングソフトウエアを手がけるアップラビンも時間外取引で下落した。

前回のリバランスでは、食事宅配サービスを手掛けるドアダッシュ、台所用品・家具販売のウィリアムズ・ソノマ、スポーツ・エンターテインメント事業を展開するTKOグループ・ホールディングス、探鉱会社エキスパンド・エナジーがS&P500種に追加された。

原題:S&P Dow Jones Leaves S&P 500 Unchanged in Rebalance (1)、AppLovin, Robinhood Fall After No Changes Made to S&P 500 (1)(抜粋)

--取材協力:Jess Menton.

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