(ブルームバーグ):今週、最高値を更新した世界株にテクニカルな「売り」シグナルが点灯しつつあると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、マイケル・ハートネット氏が警戒感を示した。世界株は過去2カ月で20%の大幅高を記録しており、過熱しているとの見方が背景だ。
ハートネット氏は資金の流入動向や値動きに関するデータを基に、投資家はリスク資産に集まっており、ポジションが伸張気味だと指摘した。トレーダーはこうした状況を弱気のサインとみなすことが多い。理論的には、市場の買い圧力が近く尽きる可能性があり、相場が下落しやすくなるためだ。
ハートネット氏が引用したデータによると、過去4週間で株式や高利回り債券に流入した資金は資産全体の0.9%。1%を超えたら「売り」のサインになるだろうと同氏は述べた。
また、相場は「買われ過ぎの領域」に迫っているとも指摘。MSCIオールカントリー・ワールド指数を構成する国別株価指数の84%が50日および200日の移動平均を上回っており、ハートネット氏によると「売り」を見極める合図は88%に達したときだ。

原題:BofA’s Hartnett Says US Stocks Are Close to a Sell Signal (1)
(抜粋)
--取材協力:Michael Msika.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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