2日午後の東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を拡大し、一時600円以上値下がりしています。

外国為替市場で円高が進行していることをうけ、輸出関連株にも売りが波及しています。

また、アメリカのトランプ大統領が先月30日、自身のSNSに「中国は合意を完全に破った」と投稿していましたが、中国商務省がこれに反論する談話を発表。米中の貿易摩擦が再燃するのではとの懸念が拡大しました。

トランプ大統領は各国から輸入する鉄鋼やアルミニウムに課している追加関税を25%から2倍の50%に引き上げるとも発表していて、関税政策の先行き不透明感が重しとなっています。