米連邦最高裁判所は30日、キューバとハイチ、ニカラグア、ベネズエラ出身の移民最大50万人を対象に米国での合法的な居住と就労を認める一時措置について、即時剝奪をトランプ政権に認める判断を下した。

米国土安全保障省は4カ国出身の移民に一時的な滞在資格を与えたプログラムを取り消す方針を決定している。連邦地裁は係争中はプログラム取り消しの差し止めを命じていたが、最高裁はこの判断の効力をこの日停止し、結果的にプログラム取り消しを認めた格好。最高裁決定には判事2人が反対した。

最高裁がトランプ政権に数十万人規模の移民を国外に退去させることを認めたのは、この2週間弱でこれが2度目。19日には35万人のベネズエラ人移民を対象とした別のプログラムについて、米国土安全保障省に法的保護の停止を認めた。最高裁の判断は、合法的に渡米した移民も含めて積極的に国外に退去させる政府方針を後押しする格好となった。

最高裁による緊急判断は決定に至った説明書を伴わないことが通常であり、今回もその例外ではない。

原題:Supreme Court Lets Trump Strip 500,000 Migrants of Legal Status(抜粋)

(最終2段落に背景説明を加えます)

--取材協力:Zoe Tillman.

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.