(ブルームバーグ):香港の不動産開発大手、新世界発展は、6月に支払い期限を迎える永久債の利払いを延期する計画だと明らかにした。資金繰りが逼迫(ひっぱく)する中、債券保有者への通知期限が迫っていた。
同社は30日、香港証券取引所への届け出で、6月9日および10日に利払いが予定されている2本の永久債について、支払い延期を決定し、保有者全員に通知したと説明した。さらに、6月中の支払いが予定されていた他の2本の債券についても、支払いを延期する意向だと付け加えた。
新世界発展の広報担当は、「当社は現在市場で見られる変動性を考慮しつつ、全体的な債務の管理を継続している」と説明した。
こうした措置は通常、デフォルト(債務不履行)に直結することはないが、同社と数十億ドル規模の融資交渉を行っている金融機関からは注視されそうだ。同社は利率6.15%の永久債を6月16日より前に償還しない決定を行ったばかりであり、今回の発表は流動性の面で圧迫が続いていることを浮き彫りにした。
原題:New World Development Defers Perpetual Bond Coupon Payments (1)(抜粋)
--取材協力:Pui Gwen Yeung、Apple Ka Ying Li.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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