政府は、各省庁がChatGPTなどの生成AIを利用する際の統一したガイドラインを初めて策定しました。
平デジタル大臣
「リスク管理をきちんと行いつつ、政府におけるAI実装を強力に進めてまいります」
政府がきょう策定したのは、省庁向けの「生成AIの調達・利活用に係るガイドライン」です。
ガイドラインは主に文章作成に特化したAIの利用の指針をまとめたもので、各省庁ごとに、▼AI統括責任者(CAIO)を任命し、▼業務で生成AIを利用する際のルールや活用例を作成したうえで、政府で共有するとしています。
現在、生成AIは省庁でも会議録の要約やデータ分析などに利用されていて、今後も行政で適切に活用することで業務の効率化を図りたい考えです。
ガイドラインでは、安全保障などの要機密情報を原則として「生成AIで扱わないこと」としています。
政府が省庁向けに生成AIに関する包括的なガイドラインを策定するのは初めてです。
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