石破総理は、南米で唯一、台湾と外交関係を持つパラグアイのペニャ大統領と会談し、二国間関係を「戦略的パートナー」に格上げすることで一致しました。
石破総理は21日、日本を訪れているパラグアイのペニャ大統領と首脳会談を行い、その後、共同記者発表で、二国間関係を「戦略的パートナー」に格上げすると明らかにしました。
また、局長級の政策協議を立ち上げるほか、協議を続けてきた日本とパラグアイの間の投資協定が実質的な合意に至ったと発表しました。
石破総理は記者発表で、中国を念頭に、威圧による一方的な現状変更は許されないと強調し、両首脳は地域の緊張が高まっていることについて、“国際法の原則の下で平和的に解決されるべき”という点で一致しました。
パラグアイは南米で唯一、台湾と外交関係を持つ国で、南シナ海などへの進出を強める中国を念頭に、日本はパラグアイとの連携を強化する狙いがあるとみられます。

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