「選択的夫婦別姓制度」の導入をめぐり、自民・公明両党の幹部はきょう、関連する法改正などが膨大になることから、今の国会で結論を出すのは難しいとの認識で一致しました。

「選択的夫婦別姓制度」は後半国会の焦点と一つとなっていて、立憲民主党が導入に向けた法案を日本維新の会が結婚前の旧姓の通称使用に法的効力をもたせる法案を提出しています。

こうしたなか、自民・公明両党の幹部がけさ会談し、導入には膨大な数の法改正などが必要で、検討には時間がかかると指摘し、今の国会で結論を出すのは難しいとの認識で一致しました。

自民党 坂本国対委員長
「まずは法律だけで650以上関係してくると。それから2700政省令もあると。これはやはり検証していくというのは、当然、今国会では難しいですねと」

また、江藤農林水産大臣の発言について、公明側が「極めて不適切」だと抗議し、自民側が謝罪したということです。