三菱自動車は台湾の「鴻海精密工業」からEVの供給を受けると発表しました。

三菱自動車工業がEVの供給を受けるのは、台湾の電子機器受託生産大手「鴻海精密工業」です。

日本の自動車大手が鴻海からEVの供給を受けるのは初めてとなります。

販売する具体的な車種は発表されていませんが、来年後半をめどに、オーストラリアやニュージーランドで販売を始める予定です。

鴻海はEV事業の強化を進めていて、先月の戦略説明会でも、2027年までに日本に電気自動車を投入する方針を明らかにしていました。

EVをめぐっては開発費用の増大で価格が高止まりしていて、三菱自動車は鴻海などと協業することでコストを抑え、商品力を強化する狙いがあるとみられます。