(ブルームバーグ):中国で5月1日から始まる大型連休「ゴールデンウィーク(黄金週)」を控え、香港では多くのホテルが既にほぼ満室状態となっている。中国政府系香港紙の大公報が報じた。
同紙によると、予約アプリ上では観光客に人気のエリアにあるホテルは既に満室ないしは空き室がごくわずかとなっている。あるホテル経営者は同紙に対し、ゴールデンウィーク期間中の予約率が80%を超えていると明らかにした。この大型連休は、中国で最も長い国民の休暇の一つとされている。
香港の陳茂波(ポール・チャン)財政官は27日に自身のブログで、この大型連休中に中国本土から観光客約84万人が香港を訪れる見込みで、これは昨年比で10%の増加となるとの見通しを示した。
陳氏によると、今週発表される予定の香港の1-3月(第1四半期)域内総生産(GDP)は、訪問者数と輸出がともに増加したことを背景に、「堅調なパフォーマンス」を示す見込みだとしている。
原題:Hong Kong Hotels in High Demand for ‘Golden Week’: Ta Kung Pao(抜粋)
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