SBI新生銀行がきょう(17日)、東京証券取引所に再上場しました。旧長銀時代を含めると3度目の上場となります。

SBI新生銀行は2023年9月の上場廃止以来、きょう、およそ2年3か月ぶりに東京証券取引所のプライム市場に再上場しました。

前身の日本長期信用銀行時代を含めると3度目の上場となります。

注目の初値は公開価格の1450円を1割ほど上回る1586円をつけ、きょうは1株あたり1623円で取引を終えています。

SBI新生銀行をめぐっては今年7月、旧長銀時代に政府から注入された公的資金のうち、返済が済んでいなかったおよそ2300億円を全額返済し、プライム市場への再上場を目指していました。

SBI新生銀行 川島克哉 社長
「SBIグループに入ったことによって、特に地方銀行さんとの連携の強化が進んでまいりました。企業価値の向上に向けてサステナブルな経営努力を続けていく」

SBIホールディングスは、地方創生を実現するため地銀との連携を強化する「第4のメガバンク構想」を掲げていて、今回の再上場が転機となるか注目されます。