トランプ米大統領は14日、ウクライナでの戦争を巡りゼレンスキー大統領をあらためて非難した。停戦が実現しないのはロシアとウクライナのどちらの責任かという議論に再び踏み込んだ。

トランプ氏はウクライナがパトリオットミサイルの追加供与を求めていることに関する記者の質問に答え、ゼレンスキー氏は「常にミサイルを購入しようとしている」と発言した。

エルサルバドルのブケレ大統領と大統領執務室での会談に臨んだトランプ氏は記者団に「いいか、戦争を始める時は、自分が勝てる戦争だと分かっているはずだろう? 自分より20倍も大きい相手に対して戦争を始めた後、誰かがミサイルを提供してくれると期待するなどあり得ない」と語った。

トランプ氏はその後批判の対象を広げ、戦死者の責任を負うのはロシアのプーチン大統領とバイデン前米大統領を含む3人だと主張。「プーチン氏が1番目で、自分が何をしているか分かっていなかったバイデン氏が2番目、そしてゼレンスキー氏だ。私ができるのは止めようとすることだけだ」と述べた。

トランプ氏は11日、ウィトコフ米特使とプーチン氏との会談直後に「ロシアは動き出す必要がある」と自身のソーシャルメディアに投稿していた。

しかし最近の公の場でのコメントでは、もっぱらバイデン氏とゼレンスキー氏に矛先を向けていた。

ウクライナは北東部のスームィ市が13日にロシアのミサイル攻撃を受け、20人余りが死亡し、多数が負傷したと発表。トランプ氏は13日夜、大統領専用機エアフォースワンで記者団からこの攻撃について問われ、「ひどい事件だ。彼らは間違いを犯したと聞いた」と答えた。

それ以上の詳しい説明はせず、すぐにウクライナでの戦争を巡るバイデン氏の責任に言及。「これだけは覚えておいてほしい。これはバイデン氏の戦争だ。私は多くの命を救うため、この戦争を止めようとしているだけだ」と主張した。

原題:Trump Again Accuses Zelenskiy of Starting War as Talks Grind On(抜粋)

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