“トランプ関税”をめぐって赤沢経済再生担当大臣が来週訪米し、アメリカ側の閣僚と交渉することがわかりました。

政府関係者によりますと、赤沢大臣は来週、アメリカ・ワシントンを訪問し、17日にベッセント財務長官やアメリカ通商代表部のグリア代表らと会談する見通しです。

アメリカ側は自動車や鉄鋼に25%の関税をかけているほか、“相互関税”として日本製品に10%の関税をかけていて、赤沢大臣は見直しを求める考えです。

ただ、別の政府関係者は「まずは向こうの話をよく聞くだけ」と話していて、日本側の具体的な提案は整っておらず、厳しい交渉が予想されます。