ランドクルーザーなどの販売方法が独占禁止法にあたるおそれがあるとして、公正取引委員会がトヨタの子会社に警告しました。

公正取引委員会から再発防止を求める警告を受けたのは、トヨタ自動車の完全子会社で車の販売をしている「トヨタモビリティ東京」です。

人気車種の「ランドクルーザー」や「アルファード」などを客に販売する際、▼ボディーコーティングなどのオプションも購入するよう迫っていたということです。また、関連会社の自動車ローンを契約することも求めていたということです。

これらを断ると販売を拒否されるケースもあり、公正取引委員会は独占禁止法で禁じている「抱き合わせ販売」にあたる可能性があるとしています。

遅くともおととし6月から去年11月にかけて行われていて、会社は「ご迷惑、ご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。