9日の外国為替市場で円相場は一時1ドル=143円台をつけ、去年10月2日以来およそ半年ぶりの円高水準となっています。

きょう午後、アメリカが各国に対して発動した相互関税を巡り、対立を強めている中国がアメリカからの輸入品に対して50%の関税を上乗せし、税率を84%にすると発表。

報復関税の応酬が激化し、アメリカ景気が減速するのではとの懸念から、ドルを売って円を買う動きが強まっています。