韓国で大統領の権限を代行する韓悳洙首相がアメリカのトランプ大統領と電話会談し、日米韓3か国の協力を今後も発展させることで一致しました。

韓国政府によりますと、電話会談はきのうの午後9時すぎから28分間にわたって行われ、両者は日米韓3か国の協力を今後も発展させていくことで一致しました。

今年1月にトランプ政権が発足して以降、米韓首脳が電話会談をするのは初めてで、核・ミサイル開発を進める北朝鮮政策をめぐり緊密に協力していくことでも合意したということです。

一方、トランプ大統領は自身のSNSを通じて、会談ではアメリカに対する韓国の貿易黒字や関税についても話し合われたと明らかにしました。

その上で韓国政府の交渉チームがアメリカに向かっているとも明らかにしていて、韓国メディアは「今後、アメリカの関税措置をめぐる両国の協議が本格化する」との見方を示しています。