アメリカのトランプ政権の関税政策が明日発動されるのを前に、交渉の担当閣僚に指名された赤沢経済再生担当大臣は、早期の訪米を目指す考えを示しました。

赤沢亮正 担当大臣
「国難とも言えるこの状況を、なんとしても乗り越えていかなければなりません。できるだけ早く顔を合わせるということは考えてなきゃいけないと思ってます」

きょう、アメリカとの交渉担当に指名された赤沢大臣は、トランプ政権の関税措置について「国難」だとした上で、「全閣僚のフルサポートをもらいながら、最優先かつ全力で取り組む」と強調しました。

また、今後のスケジュールは、決まっていないとした一方、交渉相手と「人間関係、信頼関係を築くことも、成果を上げる上で重要な前提となる」として、早期の訪米を目指す考えを示しました。