(ブルームバーグ):みずほフィナンシャルグループが31日、銀行の温室効果ガス排出量削減を促す「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」から脱退した。
広報担当者によると、みずほFGは同日、NZBAに対し脱退を通知した。理由については、同社の脱炭素の移行計画やイニシアチブ加盟の意義などを総合的に勘案した結果だとしている。
NZBAでは米トランプ政権での気候変動政策の後退を背景に、昨年末以降、米金融機関の脱退が相次いだ。今月に入り、三井住友フィナンシャルグループ、野村ホールディングス、三菱UFJフィナンシャル・グループ、農林中央金庫と、国内金融機関の脱退が加速している。
みずほFGの脱退で、NZBAに加盟する国内金融機関は、三井住友トラストグループ1社だけとなった。
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