与野党がきょうまでに結論をだすことで合意していた「企業・団体献金」の扱いをめぐり、衆議院の特別委員会はきょうの法案採決を見送り、結論の先送りを決めました。
「企業・団体献金」をめぐっては、▼自民党が「献金の透明性を高める」法案を、▼立憲民主党や日本維新の会などの野党が政治団体を除き献金を禁止する法案を提出し、審議中ですが、いずれも過半数に達せず、可決が難しい状況になっています。
自民・公明と国民民主の3党は与野党の合意通り、きょうの法案採決を求めましたが、立憲などが反対し、見送られました。
立憲民主党 大串博志 代表代行
「公明・国民の皆さんが、いわゆる規制強化という対案を示してこられていました。この3つの案を並べて、しっかり議論することによって熟議を深め、結論を出していくべきだと」
与野党は、きょうまでとした結論は先送りし、いまの国会での議論を継続する考えです。

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