(ブルームバーグ):トランプ米大統領は26日、中国系動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業の米企業への売却について中国政府の了承を得るため、対中関税の軽減を検討する考えを示した。
トランプ氏は大統領執務室で記者団に対し、売却について中国の承諾を得るため「関税を引き下げるかもしれない」と述べた。
トランプ氏は25%の自動車関税を発表した際に対中関税軽減の可能性について言及した。来週には広範囲にわたる相互関税プログラムを発表する予定。米国は中国からの輸入品には既に20%の追加関税を賦課している。
トランプ氏は、来週までには少なくともTikTokに関する合意の概要を固められるとの見通しを示した上で、合意が成立しなければ期限を延長するつもりだと述べた。
バイデン前大統領が昨年署名した法律により、TikTokを運営する中国の字節跳動(バイトダンス)は1月19日までにTikTokの米国事業を売却することが義務付けられていた。TikTokは今年初めに一時的にサービスを停止したが、取引をまとめる時間を稼ぐためトランプ氏が法律の施行を90日間(4月5日まで)延期する大統領令に署名。完全な閉鎖は回避されていた。
トランプ氏は今月初旬に、TikTokの米事業売却を巡り4つの買い手候補と交渉中であることを明らかにしている。
原題:Trump Says He Could Cut China Tariffs to Secure TikTok Deal (1)(抜粋)
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