フランスのマクロン大統領は26日、米国が主導する停戦交渉の一環としてロシアが欧州のウクライナ支援に条件を課すことはできないと表明した。

27日にはウクライナ支援を協議するため有志国連合の首脳会議が開かれる。首脳会議には欧州の約30カ国の首脳が出席する。

これに先立ち、マクロン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と並んで、「われわれがウクライナに与え、今後与える支援に関しロシアは発言できない」とした上で、「ロシアは永続的な平和の条件を指示できない」と明言した。

米国は25日、ロシアとウクライナが黒海での停戦に合意したと発表したが、ロシアは制裁緩和を含む一連の前提条件次第になると主張した。欧州連合(EU)はその後、ウクライナからの完全撤退が対ロ制裁解除の要件になると表明した。

マクロン氏はまた、ウクライナ向けで新たに20億ユーロ(約3200億円)規模の軍事支援策を発表した。

27日の首脳会議でマクロン氏は、欧州安全保障に関する幅広い議論とともに、ウクライナ支援の迅速化や完全停戦の内容に焦点を当てた話し合いを望んでいると、大統領府高官は述べた。マクロン氏は首脳会合の結果をトランプ大統領に報告する予定だ。

原題:Macron Says Russia Can’t Dictate European Support to Ukraine(抜粋)

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