米ボーイングは、米国の次世代戦闘機を設計・製造する契約を獲得した。数十億ドル規模に上る次世代戦闘機プログラムの契約受注を巡っては、ボーイングとロッキード・マーチンが競っていた。

トランプ大統領は21日午前、ホワイトハウスで、ボーイングと契約を締結する決定について発表した。発表にはヘグセス国防長官も同席した。

トランプ氏は自身が第47代大統領であることを踏まえて「F47」と名付けられた次世代戦闘機について、「米国が空を支配し続けることを確実にする」と述べた。

ボーイングとの契約締結について発表するトランプ大統領

次世代戦闘機開発の契約受注を巡っては、ボーイングとロッキード・マーチンが2年余りにわたって競っていた。F47は、ステルス戦闘機「F22ラプター」の後継機となり、別のプログラムで開発されている無人機と連携した運用が想定されている。

トランプ氏は「これまで製造された戦闘機の中で最も先進的かつ高性能で致死力の高いものになる」と指摘。米国は同機を「一部の同盟国」に販売する計画だが、それは「恐らく性能が抑えられたバージョン」になるだろうと述べた。

今回の発表を受け、ボーイングの株価は一時6.2%高まで上昇した後、3.1%高で終了。ロッキードは一時の上げを消し、5.8%安で引けた。

米議会調査局の1月の報告によれば、F47開発の主な要因は、2005年のF22の運用開始以降、一段と高度化する中国の防空・電子戦システムに後れを取らないことだという。

原題:Boeing Wins Bid for Futuristic US Fighter Jet With Eye on China(抜粋)

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