トランプ米政権は、北大西洋条約機構(NATO)の欧州連合軍最高司令官ポストを手放すことを検討している。計画に詳しい国防当局者2人から情報を引用し、NBCニュースが伝えた。

欧州連合軍最高司令官は、第2次大戦でノルマンディー上陸作戦を指揮し、のちに米大統領となるドワイト・D・アイゼンハワー氏が就任して以降、約75年にわたり米軍の大将級の指揮官が務めてきた。

米国がこのポストを放棄すれば、第2次大戦後の欧州安全保障と和平の枠組み、NATOにおける重要な力の均衡変化を象徴する出来事となる。

NBCによると、米国防総省は司令部と部隊司令官の大幅再編に着手しており、検討中の再編計画の一つが欧州連合軍最高司令官ポストの放棄に関係するという。

欧州連合軍最高司令官は現在、米欧州軍司令官のクリストファー・カボリ陸軍大将が兼任している。

米国防総省にNBCがコメントを求めたが、返答は得られなかったという。

原題:US Weighs Giving Up NATO Command Role, NBC Says(抜粋)

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