S&Pは11日、セブン&アイ・ホールディングスを格下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定したと発表した。

  • 主力コンビニ事業の業績回復が遅れるなか、株主寄りの施策へ傾注することで、信用力を支えてきた財務方針の保守性が失われる可能性が高まっているとS&P
  • 今後の成長と株主還元の具体的な取り組み、財務方針、主力コンビニ事業の業績と競争力の見通しなどを精査の上、今後3カ月以内にクレジット・ウォッチを解除する予定
  • コンビニ事業の競争力が低下し業績回復が進まないと判断した場合、あるいは、財務の保守性よりも株主還元やM&A(合併・買収)を優先する意思が強いと判断した場合には、セブン&アイの格付けを1ノッチ(段階)程度引き下げる可能性がある

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