(ブルームバーグ):10日のS&P500種株価指数下落に伴い、恐怖指数として知られるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)が、昨年8月の市場変動時以来の水準となる30に迫った。
S&P500種が3.6%まで下げる中、VIXは米国時間に一時29.56に到達。その後上げ幅を縮小した。VIX自体のボラティリティーを示す指標「VVIX」も急上昇した。
VIX指数は、株式相場が19%下落した2022年以降、30を上回るのはまれ。過去1年半の株価上昇局面では、時折20を上回る程度だった。
トランプ大統領が9日放送のニュース番組で、米経済は「過渡期にある」と述べ、景気減速リスクを巡る懸念をかわしたことを受け、株安が加速した。
オプションプラットフォームのスポットガンマ創業者ブレント・コチュバ氏は、S&P500種のプットのポジションは5500未満はほとんどなく、ストレスはいくらか緩和される可能性があるとの見方を示している。
原題:VIX Nears 30 First Time Since August Shock on Tariff Anxiety(抜粋)
--取材協力:Jan-Patrick Barnert.
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