石破総理は提出を先送りすべきとの声が上がっている年金改革法案をめぐり、「成立を期すためにどういう形が良いか与党で検討している」と述べました。
政府は年金制度改革の関連法案を今の国会に提出する方針ですが、法案では、▼厚生年金の受給者の年金額が一時的に目減りするほか、▼企業側の負担が増す内容を含むため、与党内から参院選を前に提出を先送りすべきとの声が一部で出ています。きょうの国会では野党が「国会に提出し、議論すべき」と追及しました。
石破総理
「社会保障政策というものを選挙の具とか党利党略とか、そういうようなことに用いると国民全体が不幸になりますので、そういうことがないように、私どもとしても謙虚に真摯に臨んでまいりたい」
石破総理は「国会で審議し、成立を期すためにどのような形が良いか与党の中で検討している」としています。

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