10日の債券相場は下落。1月の毎月勤労統計でパートタイムを除く一般労働者の基本給の伸びが過去最高を更新したことを受けて、売りが膨らんでいる。長期金利は一時1.55%と2009年6月以来の高水準を更新した。

ソニーフィナンシャルグループの宮嶋貴之シニアエコノミストは、一般労働者の賃金の伸びが3%を上回るのは「相当強い」と語る。ドイツの財政拡大への転換を受けて国内でも防衛費が拡大するとの懸念や、トランプ米大統領の円安けん制などもあり、債券相場の地合いは悪いと指摘。金利低下要因となる材料にはあまり反応せず、金利上昇の材料に反応しやすくなっていると言う。

米長期金利は時間外取引で一時5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)近く低下し、4.26%を下回った。

5年国債入札

  • 発行予定額は2兆3000億円程度
  • SMBC日興証券の田未来シニア金利ストラテジスト
    • 春闘の結果発表を控えていることに加え、金利上昇への警戒感はあるが、1%を上回るキャリー(利回り収入)に需要はあるとみられる。入札は無難に消化されるだろう
  • 備考:5年利付国債の過去の入札結果(表)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.