花柄のバッグなどで世界的に人気だったものの、5年前に日本を撤退したイギリスのブランド「キャス キッドソン」。きょう、東京に“再上陸”を果たしたのですが、その勝算は?

コロナ禍による本国イギリスでの販売減少を理由に、2020年、日本から撤退したキャス キッドソン。

記者
「まだ開店前ですが、たくさんの人が集まって、列をつくっています」

根強い人気を狙った“再上陸”1店目が東京・表参道にオープンしました。

「撤退したので、娘が(私が)好きなのを知って教えてくれて、来ました」
「かわいいなって思っていたので、店舗で買えるようになるのは嬉しい」
「母がすごく好きで、幼い頃、一緒に買い物に来て、大人になってもやっぱりああいう柄ってここにしかないなと思って」

人気を支えてきたトートバッグや雑貨などのほか、幅広い層を意識した店舗限定の商品もたくさん。

Cath Kidston事業部 PR担当 シモンズさん
「(柄を)日本のお客様に合わせて作品に落とし込んでいる。そういう他のブランドにはない魅力が勝機だと思っております」

2019年に撤退したアメリカの「フォーエバー21」も再上陸を果たすなど、ファッション激戦区の東京で再び定着を目指します。