マンションの大規模修繕工事で談合を繰り返したとして、公正取引委員会が修繕工事の会社およそ20社に立ち入り検査したことが分かりました。

独占禁止法違反の疑いで4日に立ち入り検査を受けたのは、▼長谷工リフォームや、▼YKKAPラクシー、▼シンヨーなど、マンション修繕を請け負うおよそ20社です。

関係者によりますと、およそ20社は関東エリアのマンションの管理組合が発注した大規模修繕工事の入札などで、談合を繰り返した疑いがもたれています。

こうした談合によって修繕費用が不当につり上がり、住民側の負担が増えていた可能性があるということです。

談合は数十年にわたって続けられていたと見られていて、公正取引委員会が詳しく調べています。