セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長が退任する方向で最終調整を進めていることがわかりました。
セブン&アイの井阪隆一社長は、2016年から経営のトップを務めています。
関係者によりますと、井阪社長が退任する方向で最終調整を進めていることがわかりました。
近く取締役会を開き、正式に決定する見通しで、後任には社外取締役を務めるスティーブン・デイカス氏を起用する方針です。経営トップに外国人が就くのは初めてのこととなります。
デイカス氏は西友のCEOなどを歴任し、現在、カナダのコンビニ大手からの買収提案などを議論する特別委員会のトップを務めています。
セブン&アイは創業家が自社買収を計画していましたが、断念する結果となり、トップ交代で海外への拡大戦略をさらに進め「独立路線」の継続を図りたいものとみられます。

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