米首都ワシントンの連邦地裁判事は1日、政府の内部告発者を保護する米独立機関トップをトランプ大統領が先月解任したのは違法との判断を下した。

同地裁のエイミー・バーマン・ジャクソン判事は特別検察官オフィスのトップ、ハンプトン・デリンジャー氏の主張を支持する判断を示し、同氏の解任や後任者の承認を禁じる終局的差し止め命令を出した。

同判事は特別検察官を正当な理由なしで解任する権限を大統領に付与することは、「行政部門の当局者をいじめ、自らの意のままに動かす憲法上の特権」を与えることになると述べた。

この判断が示されて間もなく、司法省は上訴を申し立てた。

トランプ氏は2月7日、理由を説明せずにデリンジャー氏に解任を通告した。同氏の職務を規定する法律では、職務怠慢など正当な理由がある場合のみ解任可能とされている。

トランプ氏は2月16日、デリンジャー氏解任に対する連邦地裁の暫定差し止め命令を解除するよう連邦最高裁判所に申し立てたが、最高裁はこれを退けていた。

ホワイトハウスはコメントを求めるメッセージを送付したがすぐに返答はなかった。

原題:Trump’s Firing of Whistleblower Agency Head Ruled Unlawful (1)(抜粋)

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