生成AIのルールづくりにむけた枠組み「広島AIプロセス」の趣旨に賛同するおよそ40の国と地域が初めての対面会合を都内で開きました。

「広島AIプロセス」は、生成AIのルールづくりに向けたG7=主要7か国による枠組みです。

去年5月には「広島AIプロセス」の趣旨に賛同する友好国が参加して、「広島AIプロセス・フレンズグループ」が設置され、現在は55の国と地域が加盟しています。

こうしたなか、「フレンズグループ」は27日から2日間の日程で、初めての対面会合を都内で開きました。

石破茂 総理大臣
「途上国も含め、グローバルなAIの利用、開発環境の向上やガバナンス構築を後押しするように、国際機関や企業とも連携をしながら、この枠組みの強化に取り組んでまいります」

会合には、AI政策に携わる各国の局長級の担当者が参加しているほか、日本からは総務省の幹部が出席し、AIをめぐる課題などを議論します。

権威主義的な国々の動きがあるなか、民主主義や人権尊重など価値観を同じくする友好国同士でAI開発やルールづくりでも連携を図りたい考えです。