欧州最大の経済大国ドイツが、戦後最大級の政治的・経済的な危機に直面しています。2月に行われた解散総選挙では、最大野党の保守「CDU・CSU(キリスト教民主・社会同盟)」が第1党になり、ショルツ首相の与党 「SPD(社会民主党)」が敗北。一方、極右政党「AfD(ドイツのための選択肢)」が前回の選挙から得票率を倍増させ第2党に躍進しました。選挙結果は社会の深い分断を浮き彫りにし、国の将来に新たな課題を投げかけています。

このままドイツの分断が続けば、欧州全体、そして世界経済にも大きな影響を及ぼす可能性があります。新政権がどのような解決策を示すのか、その行方に世界の注目が集まっています。(ブルームバーグ 2025年2月21日配信)

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