(ブルームバーグ):27日の東京株式相場は上昇。米エヌビディアの2-4月(第1四半期)売上高の見通しが市場予想平均を上回り、半導体関連株に買いが先行している。
TOPIX33業種では25が上昇、非鉄金属指数が値上がり率首位で小売業指数が値下がり率トップだった。構成銘柄1693銘柄のうち1224銘柄が上昇、416銘柄が下落、53銘柄が横ばいだった。
ディスコ、東京エレクトロンやフジクラといった半導体、人工知能(AI)関連株が取引量を伴って上昇している。経営陣が参加する買収(MBO)案が頓挫したセブン&アイ・ホールディングス株は急落。一方、MBOへの参画検討を終了した伊藤忠商事は買われている。
SMBC日興証券投資情報部の太田千尋部長はエヌビディアの業績について、それほど良くなかったが悪くもなく、その意味では安心感があるとした。その上で最近の相場低迷で投資家は株価が妥当であることに気づき徐々に買い始めているようだと指摘した。
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