新年度予算案の修正をめぐり、自民・公明の与党と立憲民主党の政策責任者が協議しましたが、修正の規模や財源などで折り合わず、協議を継続することを確認しました。

自民・公明・立憲3党の政策責任者がきょう(26日)午後、国会内で会談し、新年度予算案の修正をめぐり、意見を交わしました。

立憲側は「高額療養費制度」の利用者負担の上限額の引き上げ凍結などを含むおよそ3兆8000億円の修正を求めています。

会談では、修正額や財源などについて折り合わず、3党は協議を続けることを確認しました。

自民党 小野寺政調会長
「もう予算の修正の時期も迫っておりますし、また今後、どんな形で協議を続けていくかということについても、スピード感を持って対応させていただければと思っております」

公明党 岡本政調会長
「予算が通る見込みがついたので、これでもいいなんて全く思ってませんから、野党第一党の立憲民主の方にもご納得いただけるように、国民民主の方にも賛成していただけるように、最後の最後まで追求したい」

立憲民主党 重徳政調会長
「財源を含めた一定の修正の規模感についても意見交換をさせていただくことができましたけれども、まだまだ、それでは不十分だというのが私達の考え方であります」