米高級百貨店を運営するサックス・グローバルは、最近傘下に収めたニーマン・マーカスとの統合を図る上で、米国内の従業員を約5%解雇する。事情に詳しい関係者が明らかにした。

ブルームバーグ・ニュースが入手した25日付けの従業員宛て社内文書によると、解雇の対象となるのは財務や法務、業務部門などの従業員。同じくサックス・グローバル傘下のバーグドルフ・グッドマンは対象外という。

サックス・グローバルのマーク・メトリック最高経営責任者(CEO)は同文書で「事業統合を継続するにあたり、われわれのチームにさらなる変更を加える予定だ」とコメントした。サックス・グローバルはサックス・フィフス・アベニューやニーマン・マーカスなどの小売ブランドを傘下に置くために昨年設立された新会社。

サックス・グローバルの広報担当者は、「最近のニーマン・マーカス・グループの取得に伴い、機能的なリーダーシップを統合し、主たる意思決定者を明確にし、組織構造の簡素化に着手することで統合プロセスを継続している」と述べた。

ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のアナリスト、メアリー・ロス・ギルバート氏は最近のリポートで、サックス・グローバルは「新たに統合した部門の再構築や一部店舗の閉鎖、支払期限を過ぎた仕入先への支払い実施などにより、今年、同業のブルーミングデールズやノードストロムにさらに多くの売り上げを奪われる可能性がある」と指摘した。

原題:Saks Global Is Laying Off About 5% of US Corporate Workers(抜粋)

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