公明党の西田幹事長は、自民・公明両党の中堅・若手議員らによる政策を議論する場を立ち上げ、同世代の有権者らに対しメッセージ性の高い政策を打ち出していきたい考えを明らかにしました。

公明党の西田幹事長はきょうの定例会見で、自民・公明両党の中堅・若手議員による議論の場を立ち上げ、同じ世代の有権者に対して、わかりやすくメッセージ性の高い政策を発信していきたいとの考えを示しました。

けさ、都内のホテルで行われた両党の幹部会合でもこうした提案を行い、西田氏によりますと、自民党の森山幹事長は「ぜひ検討していきたい」と前向きな対応を示したということです。

公明党 西田幹事長
「とりわけ若手の就職氷河期世代の方々、また、現役世代の方々に対して自公政権が何をするのかというメッセージが今ひとつ伝わっていないのではないかという危惧がございます。新しいメッセージというものを国民の皆様に発信できるのではないかと、そういうことを期待して提案した」

西田氏はこのように述べたうえで、「同じ世代の人が政策を協議する意味は大きい」と強調しました。

また、こうした取り組みの背景には、両党の中堅・若手議員の交流を深める狙いもあるものとみられます。