英国はロシアによるウクライナ侵攻開始から3年となる24日に新たな対ロ制裁を発表する。

ラミー英外相は声明で新たな措置について、戦争初期以来の「最大規模のパッケージ」となると説明。「ウクライナと英国、そして欧州全体の歴史における重要な瞬間だ」とし、「だから今こそ欧州はウクライナ支援を強化すべきだ」と述べた。

欧米諸国とその同盟国は、ロシア政府へのオイルマネーの流入を抑制して戦争に資金が回るのを阻止するため、これまでに複数回にわたり同国の石油産業を含めた対ロ制裁を実施している。

ラミー外相は、英国が引き続き年間30億ポンド(約5700億円)のウクライナ軍事支援にコミットしており、「必要なら」平和維持部隊の一部として英軍を派遣する決意をあらためて示した。さらに、英国が米国および欧州のパートナーと協力し「持続可能で公正な平和」の実現を目指すと付け加えた。

また、欧州連合(EU)も対ロ圧力の強化に向け、新たな制裁措置を24日に正式に採択する予定だ。ブルームバーグは以前、新たな措置では、アルミニウムの段階的な輸入禁止やロシア産石油輸送に関与している「シャドー・フリート(影の船団)」の船舶に対する制限、さらに10行以上の銀行を対象に国際銀行間通信協会(SWIFT)へのアクセス禁止などが含まれると報じた。

フランスのバロ外相は23日、ヨーロッパ1ラジオで「トランプ米大統領はプーチン大統領を交渉の席につかせたいと考えている。しかしウクライナを排除すれば、壁にぶち当たることになる」と述べ、「プーチン氏を交渉の席につかせ、歩み寄らせるには、圧力をかける必要があると考えている」と続けた。

スターマー英首相は22日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、英国の支援を改めて表明した。 首相官邸の発表によると、スターマー首相はウクライナ政府が戦争終結に向けたあらゆる交渉の中心になければならないことや、ウクライナの主権を保護することがロシアからの将来の侵攻を防ぐ上で不可欠だとする見解を繰り返し示した。

首相はさらに、ワシントンを今週訪問し、「これらの重要な議論」をトランプ米大統領と行う予定だと付け加えた。

原題:UK to Announce New Sanctions Against Russia on Monday (2)(抜粋)

(第5、6段落を追加します)

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