米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループのメディケア(高齢者・障害者向け医療保険制度)に関する請求業務を巡り、米司法省が調査を行っていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。21日の米株式市場でユナイテッドヘルス株は急落した。

司法省の調査開始については、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が最初に報道。患者の診断を記録する際のユナイテッドヘルスの手法により、政府の「メディケア・アドバンテージ」制度からの支払いが増加したかどうかを、同省の民事詐欺を担当する部門が調べていると伝えた。

ニューヨーク時間午前10時6分現在、ユナイテッドヘルス株は9.3%安。

司法省はブルームバーグに対しコメントを控えた。ユナイテッドヘルスは、WSJの報道内容を否定した。

ユナイテッドヘルスは電子メールでの声明文で、「『新たな』活動が開始されたとの認識はない」とし、「当社の手法が不正だとの示唆は言語道断であり、誤りだ」と言明した。

モーニングスターのアナリスト、ジュリー・アターバック氏は、ユナイテッドヘルスのメディケア・アドバンテージ部門の規模は事業全体の中で相対的に小さいことを踏まえると、急激な株価下落は「過剰反応」のように見えると指摘。

ただその一方で、「幹部が銃撃された事件や『政府効率化省(DOGE)』によるコスト削減の動きを踏まえると、規制当局は、システムを悪用している可能性のある企業に対し、通常より積極的な行動に出ることはあり得る」と述べた。

原題:UnitedHealth Falls on DOJ Probe Into Medicare Billing (2)(抜粋)

(ユナイテッドヘルスのコメントなどを追加し、更新します)

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