19日の東京株式相場は反落。日本銀行の高田創審議委員の講演を受けて為替相場が円高に振れ、主要株価指数は下げ幅を広げた。

トランプ米大統領が自動車に対する輸入関税率は25%近辺になる可能性があると発言し、業績への影響を懸念した売りが自動車株に先行。一方、長期金利の上昇を材料に大手銀行株は買われている。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員

  • 日本株はレンジの上限に近づいていることに加え、トランプ大統領の関税の話を織り込む動きから軟調になる
    • 一方、関税リスクを警戒する投資家は自動車株を今手掛けていない可能性があり、 サプライズ感のある動きにはなりにくい
  • 足元の長期金利の上昇を材料に相対的に金融・銀行株は買いやすい

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