「水の都」イタリア北部のベネチアで伝統のカーニバルが華やかに開幕しました。

ベネチアで16日、毎年恒例のカーニバルが正式に開幕し、大運河「カナル・グランデ」に架かるリアルト橋の近くでは、カラフルな衣装に身を包んだ参加者たちによる水上パレードが盛大に繰り広げられました。

参加者
「とても美しい。なかなか来ることができず、初めて来ました。とても楽しいです」

今年のカーニバルのタイトルは「カサノヴァの時代」。18世紀のベネチアで自由奔放な愛に生きた作家カサノヴァの生誕300年を記念し、娯楽と芸術にあふれた繁栄の時代を振り返るテーマとなっています。

カーニバルは来月4日まで開かれ、期間中、およそ300万人が訪れるとみられています。