(ブルームバーグ):京セラは3日、事業環境や株価水準を適宜勘案しつつ、来期(2026年3月期)に2000億円程度の自己株取得を実施すると発表した。
発表によると、27年3月期から29年3月期で2000億円規模の自己株取得も実施する。資本戦略の見直しの一環としている。同社は23年5月にも500億円を上限として、自己株取得をすると発表していた。
同社は同日公表した24年10ー12月期(第3四半期)決算の資料で、現在の株価水準について抜本な対策が不可欠と言及しており、早期の株価純資産倍率(PBR)1倍以上の実現を目指すと明らかにした。
また政策保有株の縮減についても、KDDI株の売却をさらに加速するとした。
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2025 Bloomberg L.P.