(ブルームバーグ):みずほフィナンシャルグループは3日に2024年10ー12月期(第3四半期)の連結決算を発表する。純利益はアナリスト予想では前年同期比で減益が見込まれる。ただ、4-12月の累計では、過去最高となる通期計画8200億円の予想に対して高い進捗(しんちょく)率となる見通しだ。
日本銀行の利上げ効果などによりメガバンク3社とも今期の純利益は過去最高益を予想しており、好調な決算が見込まれている。追加の利上げで、来期以降もさらなる追い風が期待される。
先週決算を発表した三井住友フィナンシャルグループの第3四半期の連結純利益は前年同期比54%増となった。これまでの政策金利の引き上げで、資金利益は年換算ベースで2000億円増加し、今後、政策金利0.25%の上昇ごとに年間1000億円の増収効果を想定している。
第3四半期
- 純利益予想1875億円(アナリスト4人の予想平均)、前年同期は2266億円
- 純利益が市場予想の水準なら、通期計画に対する進捗率は92%に
通期
- 純利益予想平均 8597億円 (アナリスト14人の予想平均)
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