カナダはトランプ米政権と協力し、世界の貿易を再構築しサプライチェーンにおける中国の優位性を弱めることができる。カナダのトルドー首相の有力後任候補の1人、フリーランド前財務相が指摘した。

フリーランド氏はトランプ氏について、非常に賢く明確な世界観を持っており、対中強硬策の布石としてカナダやメキシコなどの同盟国に関税を課すと脅しているとの見方を示した。

またトランプ氏は「最も親しいパートナーや同盟国にどれほど厳しく強硬な態度を取ることができるのか世界に示す」ことで、中国にメッセージを送っているとの見方も示した。フリーランド氏が、ブルームバーグ・ニュースのインタビューに応じた。

米上院が財務長官人事を承認したベッセント氏については、世界の貿易のゲームチェンジに向けカナダが協調可能な同盟者だと指摘。「非常に洗練された世界経済の思想家」だと評価した。

フリーランド氏

トルドー氏の後を継ぎ自由党党首の座を狙うフリーランド氏は、米政権に立ち向かう強さを備えた候補者だと自らを位置付ける。

トランプ政権1期目にフリーランド氏は北米自由貿易協定(NAFTA)を巡るカナダの交渉を主導。しぶとくアグレッシブとの評価を得た。関係は険悪になったものの、この交渉の妥結は、カナダ国内でトルドー政権の政治的勝利と見なされた経緯がある。

原題:Trump Threatens Allies to Send China a Signal, Freeland Says (1)(抜粋)

--取材協力:Kevin Orland、Christine Dobby、Sandra Mergulhao、Laura Dhillon Kane.

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