トランプ米大統領はロシアに対し、ウクライナでの戦争終結に向け交渉を行うよう圧力を強めた。速やかな戦争終結を拒否する場合は新たな懲罰的措置を科すと警告した。

トランプ氏は22日、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、ロシアのプーチン大統領は「直ちに」合意を取りまとめるべきであり、さもなければ「参加する他の国々」と共にロシアからの輸入品に追加の税金や関税、制裁を発動する「以外に選択肢はない」だろうとコメントした。

トランプ氏は昨年の大統領選でウクライナでの戦争を直ちに終結させると公約。しかしこのところその公約を後退させており、ロシア軍が着実に前進を続ける中で停戦合意を結ぶ難しさを認めている。これまで米国は資金・軍事の両面でウクライナへの最大の支援国だったが、トランプ氏は支援を削減する可能性を示唆している。

トランプ氏は投稿で、「私はロシアに打撃を与えようとしているわけではない。私はロシア国民を愛しており、プーチン大統領とも常に非常に良い関係を築いてきた」とし、「私が大統領だったなら決して始まることはなかったこの戦争を終わらせようではないか! 容易なやり方でも難しいやり方でも成し遂げられるが、容易なやり方に勝るものはない。今こそ『ディールをすべき』時だ。これ以上、人命が失われることがあってはならない!」と呼びかけた。

トランプ氏が警告した懲罰的措置の対象品目や、この取り組みに参加する可能性がある国々は不明。トランプ政権はロシアの石油生産大手を標的にする可能性があり、トランプ氏が財務長官に指名したスコット・ベッセント氏は先週、この動きを支持した。

トランプ氏は以前、プーチン氏との会談を計画中だとしていたが、具体的な時期や場所は発表されていない。プーチン氏は今週初め、ウクライナ戦争を巡る米国との対話にオープンな姿勢を示したが、対話では一時的な停戦ではなく、長期的な平和を目指す必要があると述べていた。

原題:Trump Tells Putin to ‘Make a Deal’ on Ukraine or Face Costs (1)(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.